自動車事故について
自動車事故とは、自動車によってもたらされる便利さや楽しさの裏側に、常に背中合わせに存在し、ちょっとしたスキに表側に現れ、嫌でも向き合わなくてはならないものです。ハンドルを握る限りは、誰もが常に忘れてはならない存在なのですが、ついつい、心のスキを生み出し、遭遇してしまうことがあります。
自動車事故の統計を見ると、平成19年中の死者数は5,744人で前年より608人減少し、1953年以来、54年ぶりに5千人台後半になりました。また、平成16年に過去最悪を記録してい
た発生件数・負傷者数も前年に引き続き減少していますが、その反面で、負傷者数は9年
連続で100万人をを超えています。事故発生件数832,454件ということは、毎日2,000件を超える事故が発生し、年間の負傷者数が1,034,445件、毎日約3,200人の人が事故によって負傷しているという事です。
自動車事故は、運転者だけの責任で起こるわけではないという状況も多々あるでしょう。しかし、平成19年の自動車事故の統計を見ると、事故類型では車両相互が約86%、人対車両が約9%、車両単独が約5%となっており、事故類型別事故発生件数割合の場合は、全体の約86%を占める車両相互事故についてさらに類型別にみると、追突37%に続いて出会い頭31%が多くなっています。この割合はほぼ毎年同じです。法令違反別事故件数をみると、安全運転義務違反が約75%で特に多く、次いで交差点安全進行違反、一時不停止が続いています。安全運転義務違反約75%中、内訳をみてみると安全不確認が約32%と多く、脇見運転約16%、動静不注視約11%となっています。
自動車事故の統計を見れば、自動車事故が運転者のマナーの悪さやちょっとした不注意から起きていることはあまりにも明白です。これらの事故は十分な注意を払って運転することにより防止できるものです。マナー違反の中にも、飲酒運転やスピード違反等、法的罰則を伴う重大なものもあります。自動車を公道で運転にするに当たり、決められているルールを守りさえすれば自動車事故は十分に防げるものです。「自分がちょっとくらい」という甘えやスキが、他人をも巻き込んだ重大な事故につながることを、ハンドルを握る運転者は忘れてはならないでしょう。
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